■ ID
| 1538 |
■ 種類
| 国際学会プロシーディング |
■ タイトル
| Heat flow distribution on the Nankai Trough Floor and its relation to the structure of the Shikoku Basin oceanic crust |
■ 著者
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Makoto Yamano
東京大学地震研究所
Yoshifumi Kawada
東京大学地震研究所
Shusaku Goto
(独)産業技術総合研究所
Hideki Hamamoto
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| Abstract of the Asia Oceania Geosciences Society AOGS 2012, SE52-A015, 2012 |
■ 抄録・要旨
| 室戸岬沖および熊野灘沖の間で熱流量測定を実施したところ、南海トラフの熱流量分布が東経136度付近を境に明確に変化することが明らかになった。西側では熱流量が大きく、また120〜250mW/m2の範囲で変化するのに対し、東側では東に向かって50kmの範囲で200から100mW/m2に単調減少している。この境界は1944年の東南海地震および1946年の南海地震の破壊領域に近く、四国海盆の地殻の厚さや震源もこの周辺で変化している。西側の熱流量の大きさや変化は、沈み込み帯での熱流体の活発な循環に起因し、地震発生帯における島弧に沿った温度変化を示していると推測される。
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